健康

子宮筋腫とともに送る生活 その2

★入院するまで
★手術について

子宮筋腫との向き合い方についてお届けします!

手術が決定して、少なからず心に余裕ができました。
入院に必要な物をそろえたり、手術前検査だけでなく、手術に備えて自己血を採取したりと思った以上に忙しく、準備に追われる日々。
その間も筋腫はどんどん大きくなり、症状は悪化。ほぼ毎日生理。しかもこれまでのナプキンでは1時間も持たないほどの経血量になっていました。
夜は失敗するのではないかと眠るのがこわく、仕事中も1時間ごとにお手洗いへ行けない状況の時にどうしたらいいのか悩み、、、ドラッグストアで見つけたパンツ型のナプキン。最終的には大量経血に対応するパンツ型ナプキンに頼る毎日を過ごしました。
腹痛も今までになくツラく、この辛さを誰に伝えるでもなかったので、正直マインドコントロールも大変でした!
それでも【手術すれば楽になる!】と思いながら、入院する日まで過ごしていました。

人生初の入院&手術だったので、どこかウキウキ感があったのは否めません。
その一方で不安もあり、万が一に備え家族やお世話になった人へお手紙も書きました。
そして、お部屋をきれいに片付けることもしました。

つまり、ものすごく忙しかった!!笑
最初は半年先まで手術できないのか、、、と思ったのですが、あっという間に入院当日を迎えることになりました。

入院するために準備してよかったもの
●クロックス(履きやすく脱ぎやすい)
※病院により不可の場合もありますのでご確認ください)
●前開きネグリジェ(開腹手術だったので、パジャマのズボンが傷に当たらないようネグリジェを選びました)

入院当日も、最終検査や手術説明、下剤を飲んだりと手術準備などに追われ、あっという間に消灯時間でした。
不安を感じる隙間がない、という表現がぴったりかもしれません。

■手術当日
朝から点滴に注射と、相変わらず忙しくゆっくりする間もなく手術室へ。
硬膜外麻酔のあと、執刀医から声をかけられ全身麻酔。
「10を数えたら真っ暗になりますね」と言われ、「絶対に目をつむらない」と、謎の反逆精神で臨みましたが(笑)、言われたとおり、ぱたっと静寂が訪れました。
そのあとのことはもちろん覚えていません。

そして手術室を出る頃に周りの音を少し感じて、家族に声をかけられ「あ、終わったんだ!生きてる、私」と思ったことを今でも覚えています。
ただ、覚醒してなかったので、家族の声に反応できずにぼんやりしていました。

目を覚ましてからは、闘いです。
もともと腰痛持ちだったので、どの体勢になっても腰が痛い、開腹したお腹も痛い、なんならもう全身痛い。
「なにかあったらナースコールしてください」と言われたものの、夜中に申し訳なく感じて我慢をしていましたが、結局我慢しきれず「痛い」と訴え、座薬を入れていただきました。

これ、もっと早くにお願いすればよかったと、あとになって感じたことです。なるべく薬に頼らない方が身体のためだと思ったのですが、全身麻酔が覚めた途端、痛くて眠れず苦しみしかなかったのが、座薬のおかげで数時間眠りにつくことができたのです。
これがどれだけありがたいことだったか!!!

手術で摘出した腫瘍は、直径約8センチのまんまるい形のものでした。手術決定から半年で約3センチ大きくなっていたんですね。経血量が増えていたのも仕方ありません。
手術前のエコー検査では7センチくらいになってるかなという話だったので、もし今、子宮筋腫で受診されている方は、実際は画像より大きいと思ったほうがいいのかもと思います。
そして、手術時の出血が多く採血した自己血をすべて使ったとの説明もありました。輸血ではなく、自分の血液を使ってもらえたのはよかったなと思っています。(足りたのもよかったです)

いくら簡単といわれる手術でも、手術には最悪のケースがあります。そのため信頼のおける医師のもとで手術をすることは大変重要なことだと思います。
わたしの場合、セカンドオピニオンするときにかなり慎重に病院選びをしたこと、その病院を受診したときに思ったとおりいい医師だったおかげで安心して人生初の手術に臨めましたよ。

この続きは また次回☺

 

今日もこれでイイヨー!!

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